東京メトロスタンプラリー完全制覇の丸の内線編。今回は中野坂上(なかのさかうえ)駅。駅名の由来から、駅の歴史とスタンプの場所。名所をご紹介します。


中野坂上駅の歴史を紐解く
駅名「中野坂上」の由来
現在の都道4号線、淀橋から駅方面に延びる「中野坂」の上にあるため、中野坂上と名付けられました。



中野坂上駅開業の歴史
中野坂上駅は、丸の内線の他、都営大江戸線が乗り入れています。
1961年(昭和36年)2月8日、営団地下鉄(現東京メトロ)丸の内線(当時は荻窪線)新宿駅 – 新中野駅間および当駅 – 中野富士見町駅間開通と同時に開業したのが始まりです。
1997年(平成9年)12月19日、都営地下鉄12号線(現都営大江戸線)の駅が開業し乗換駅となって現在に至ります。

中野坂上駅スタンプ攻略法
スタンプは改札外。駅事務室付近にあります。

構内図ではこの辺り。ホーム中頃から地下に降りた先にある本町方面改札の先にあります。

まずは、本町方面改札を目指します。

改札を出てまっすぐ進みます。

駅事務室手前にスタンプ発見!

スタンプの取得方法は、【2022年】目指せ完全制覇!東京メトロスタンプラリーの進め方をご覧ください。
中野坂上駅周辺名所巡り
中野坂上駅は、東京メトロ丸ノ内線と都営大江戸線が交差する便利な駅で、都心へのアクセスが非常に良いエリアです。駅周辺にはオフィスビルが多く立ち並んでいますが、その中に隠れた名所や魅力的なスポットも点在しています。

①都会のオアシス歴史と静寂の寺院、宝仙寺
1箇所目は中野坂上駅周辺で、長い歴史を誇る名刹宝仙寺。都心の喧騒から一歩離れて、穏やかな時間を過ごしたい方にはぴったりの場所です。

宝仙寺は、平安時代の794年(延暦13年)に創建されたと伝えられているこの界隈では大変古いお寺。江戸時代には、江戸幕府からも篤く保護され、中野の総鎮守として地域に深く根付いてきました。時の権力者からも信仰を集め、多くの文化財を今に伝えるこの寺院は、地域の人々にとっても重要な存在です。



臼塚


御影堂
ご利益は、あらゆる災難を除き、厄除け開運、無病息災、あらゆる人々の願いを成就してくれるというありがたさ。

御朱印は本堂右手の社務所でいただけます。やはりお寺はお坊さんが手書きしてくださるので、大変ありがたいです。

②静寂と伝統が息づく隠れた名所、中野氷川神社
2箇所目は、こちらも静かなパワースポット中野氷川神社。
氷川神社は、長元三年(1030年)後一条天皇の御宇、源頼信公が平忠常征討の際、武蔵国一宮大宮氷川神社より勧請したもので、旧中野村の総鎮守社で、こちらもなかなかの歴史をもつ由緒ある神社です。

雑踏の中に突如現れる氷川神社への入り口。異世界への入り口のような佇まいに、思わず声をあげてしまいました。


気になるご利益は勝負運!勝負事の前にお参りすれば、ご利益があるかも?
残念ながら御朱印は一時的に休止中とのこと。再開されたらまた訪れたいと思います。
③名曲神田川はここで生まれた、神田川歌碑
3箇所目は、知る人ぞ知る名所、あの南こうせつさん率いるかぐや姫の名曲、「神田川」の歌碑が神田川沿いに建てられています。

神田川は、1973年(昭和48年)9月20日、南こうせつとかぐや姫の5枚目のシングルとしてリリースされました。


今では高層ビルに囲まれた神田川。当時はどんな感じだったのでしょう。

④静かな川沿いをゆっくりお散歩、神田川四季の道
4箇所目は、神田川歌碑から川沿いに伸びる自転車・歩行者専用道路、神田川四季の道。


神田川歌碑から、駅名の由来でも触れた淀橋まで伸びる歩道で、人通りも少なく、真夏でも涼しいので、お散歩にはもってこい!
神田川を聴きながら、歩いてみるのもなかなか乙です。



まとめ
中野坂上の由来は、中野坂の上にあるから。
新宿副都心の超高層ビル群がすぐそこの場所とは思えない、静かで落ち着いた神社仏閣、お散歩道がある穴場的な駅です。ぜひ訪れて癒されてください!
今回は、【2024年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!丸の内線中野坂上駅を徹底攻略、をお送りしました。
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