東京メトロスタンプラリー完全制覇の日比谷線編。今回は、電気の街からアニメサブカルチャーの街へ変貌を遂げた、世界に誇るオタクの聖地秋葉原駅。スタンプの場所を紹介しつつ、ここは名所、グルメが目白押しなので、駅名の由来から歴史をメインにご紹介します。


アニメ、サブカルチャーの聖地も元々は貨物駅だった。秋葉原駅の歴史
秋葉原駅は元々、利用者増で逼迫するようになった上野駅の貨物輸送を担うために作られた貨物駅でした。
1890年(明治23年)11月1日、日本鉄道の秋葉原貨物取扱所として開業したのが始まりです。
1925年(大正14年)11月1日、東北本線上野駅 – 東京駅間の高架線が開業し、旅客営業が開始されました。

地下鉄は、1962年(昭和37年)5月31日、営団地下鉄(現東京メトロ)日比谷線秋葉原駅として開業。
1975年(昭和50年)に廃止されるまで、貨物駅として栄えていました。

現在では、世界に誇るアニメ、サブカルチャーの聖地として、多くの人々を飲み込む駅となっています。

ちなみに日比谷線秋葉原駅の発車ベルはAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」が流れます。
秋葉原駅スタンプ攻略法
秋葉原駅のスタンプは改札外。駅事務室付近にあります。

構内図ではこの辺りです。

JR秋葉原駅の昭和通り改札から、

ヨドバシAkibaを背にした3番出口こら入ります。


道なりに進むと、駅事務室があり、スタンプ発見!この行き方が1番近くてわかりやすいです。


スタンプの取得方法は、【2022年】目指せ完全制覇!東京メトロスタンプラリーの進め方をご覧ください。
秋葉原の地名の由来とは?元々単なる空き地だった駅周辺
この辺りは江戸時代から大火が絶えず、1869(明治2年)の相生(あいおい)町の大火を機会に、当時の明治政府下の東京府は9000坪(約3万平方メートル)の火除地(ひよけち 防火用の空き地)を当地に設置しました。
翌1870(明治3年)年に、遠州(現在の静岡県)から火除けの秋葉大権現(あきばだいごんげん)を勧請(かんじょう 離れた場所にいる神や仏に対して、こちらへ来てくれるように祈り願うこと。)し、鎮火神社としてまつったのが由来です。
つまり、火除地に秋葉大権現を祀ったので、ここを「秋葉の原」「秋葉っ原」と呼んだことで、「秋葉原」の地名が誕生したのです!
青果市場からバスケットコート、そしてUDXへ
火除地だった秋葉原。今ではUDXがそびえ立つ、近未来的な街の様相をていしていますが、ちょっと前まで全く違う顔を持っていました。
江戸時代から270年の間、現在の淡路町あった神田市場が、関東大震災の復興事業で1928年(昭和3年)秋葉原に移転し、1990年まで営業していました。



1990年(平成2年)青果市場は太田区に移転し、跡地は2003年に秋葉原UDXが建設されるまで、長らく空き地(運動場などとして使用)となっていました。今の秋葉原駅前では考えられない!

ふつーに駅前で3on3のバスケが行われていました。今では考えられない健康的な街ww

今ではその面影もなく、UDXがそびえたっています。



まとめ
秋葉原は、元々火事の延焼を抑えるための火除地で、火除の神様、秋葉大権現をまつった原っぱだったからその名がつきました。
そして駅前には市場、その後はバスケットコート!今の秋葉原からは想像もできない街並みでした。
今回は、【2022年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!日比谷線秋葉原駅攻略、をお送りしました。
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