東京メトロスタンプラリー完全制覇の丸の内線編。今回は乗降客世界一の新宿(しんじゅく)駅。駅名の由来から、駅の歴史とスタンプの場所。名所をご紹介します。


新宿駅の歴史を紐解く
駅名「新宿」の由来
新宿とは、ズバリ新しい宿。
江戸に幕府が開かれた慶長8年(1603年)の翌年に、日本橋(日本橋駅参照)を起点として東海道、中山道、日光街道、奥州街道、甲州街道、五街道が定められました。
各街道にはそれぞれ一定数の宿が置かれ、宿は伝馬(小伝馬町駅参照)を提供する義務が課せられていました。
甲州街道は日本橋から甲府に至る幹線ですが、日本橋から最初の宿場高井戸までの距離が長く、旅人が難儀していたため、その中間にあたる地に宿場の設置が認められました。
この宿場は、内藤氏が幕府に返上した屋敷地に置かれたことと、新しい宿の意味から「内藤新宿」と呼ばれ、新宿の地名の起こりとなりました。
日本橋から高井戸までが約17キロ。日本橋から新宿までが約8キロということで、ちょうど中間地点にできた宿場町が新宿です。
ちなみに内藤氏といえば、当ブログ内の記事「【2023年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!丸の内線新宿御苑前駅を徹底攻略」の中で、新宿御苑の元となった敷地跡の持ち主が内藤氏。
新宿と内藤氏は切っても切れない関係なのです。
新宿駅開業の歴史
新宿駅は丸の内線の他、JR山手線、中央線、中央・総武線各駅停車、埼京線、湘南新宿ラインの各線、小田急線、京王線、都営地下鉄新宿線、大江戸線。西武新宿駅から西武新宿線が乗り入れる世界一のターミナル駅です。
1885年(明治18年)3月1日、日本鉄道の駅として開業したのが始まりです。

1915年(大正4年)5月1日、京王電気軌道(京王電鉄の前身)の駅が甲州街道上に開業。
1925年(大正14年)4月26日、関東大震災から復興し、新駅舎が完成。

1927年(昭和2年)4月1日、小田原急行鉄道(小田急電鉄の前身)の駅が開業。
その後太平洋戦争を経て、1952年(昭和27年)3月25日、西武新宿駅開業。
1959年(昭和34年)3月15日、営団地下鉄(現東京メトロ)丸ノ内線の駅が開業。ようやくここで東京メトロの駅が開業です。
1964年(昭和39年)5月18日、地上8階・地下3階の国鉄東口駅舎が完成。現在も当時の姿で新宿のシンボルになっています。

1980年(昭和55年)3月16日、都営地下鉄新宿線の駅が開業。
1997年(平成9年)12月19日、都営地下鉄大江戸線の駅が開業。開業から112年で、現在の全路線が全て開業しました。
新宿駅スタンプ攻略法
スタンプは改札外。東改札付近にあります。

駅構内図ではこの辺り。池袋寄りにあります。巨大ターミナルですが、東京メトロは丸ノ内線のみの乗り入れなので、難易度は意外に低めです。

まずは東改札を目指します。

階段を上がったら、左右両側に改札があるので、右手の改札から出ます。


スタンプの案内板が貼ってあるので、それに従って、改札を出てすぐに左に進むと、スタンプ発見!

スタンプの取得方法は、【2022年】目指せ完全制覇!東京メトロスタンプラリーの進め方をご覧ください。
新宿駅周辺名所
新宿駅前は国内最大の歓楽街歌舞伎町を筆頭に、買い物、食事に事欠きません。

ここではあえて東口で出会える、巨大なにゃんこをご紹介。

新宿東口の猫としてクロス新宿ビジョンのための錯視3Dを利用した映像コンテンツ。
常に見れるわけでなく、広告の合間に、合間に現れるので、根気強く待ちましょう。新宿での待ち合わせは東口一択!


まとめ
新宿の由来は、甲州街道の日本橋から高井戸の中間に作られた新しい宿から。
待ち合わせついでに、新宿東口の猫に会いに行ってみましょう!
今回は、【2023年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!丸の内線新宿駅を徹底攻略、をお送りしました。
コメント