東京メトロスタンプラリー完全制覇の半蔵門線編。今回は路線名にもなっている半蔵門駅。駅名の由来から、駅の歴史とスタンプの場所。名所をご紹介します。
半蔵門駅の歴史を紐解く
駅名「半蔵門」の由来
半蔵門という駅名は、その名の通り皇居の半蔵門にちなんでいます。半蔵門は、江戸城にある門の一つで、正門である大手門とは反対側に位置する非常口の役割をもつ搦手門(からめてもん)です。
「半蔵門」は人名に由来しており、この門の警固を担当した旗本、服部正成(はっとりまさしげ)・正就(まさなり)父子の通称「半蔵」にちなんでいます。
ちなみに服部半蔵というと、「伊賀忍者の頭領」の印象が強いですが、彼自身は前述の通り、徳川家の旗本先手武将の一人であり、伊賀国の忍者の頭領ではない模様。という事は、某ハットリくんは誤り?
半蔵門駅開業の歴史
半蔵門駅は、半蔵門線のみ乗り入れています。
1982年(昭和57年)12月9日、営団地下鉄(現東京メトロ)半蔵門線が永田町駅から延伸された際の終着駅として開業したのが始まりです。その後半蔵門線は押上まで延伸され、今に至ります。
半蔵門駅スタンプ攻略法
スタンプは改札外。3番出口付近にあります。
駅構内図ではこの辺り。改札はホームの両端にあり、スタンプはちょうど真ん中辺りにあるのですが、比較的近い渋谷寄りの半蔵門方面改札から進みます。
まずは半蔵門方面改札を目指します。
半蔵門方面改札を出て右手、3から5番出口方面に向かいます。
進行方向右手3a、3b出口付近にスタンプ発見!
スタンプの取得方法は、【2022年】目指せ完全制覇!東京メトロスタンプラリーの進め方をご覧ください。
皇居の周りをゆったり散歩半蔵門駅名所巡り
半蔵門駅は皇居の西側で最も近い駅。皇居のお堀周りは静かで散歩にはもってこいの場所です。皇居周りの名所3箇所をご紹介します。
①江戸城の非常口半蔵門
半蔵門駅から皇居に向かって徒歩5分ほどで、駅名の由来でも触れた半蔵門があります。
元々、桜田門と同じく、高麗門と櫓門で構成されていましたが、櫓門は明治時代に撤去されました。旧来の門は1945年(昭和20年)5月25日の東京大空襲で焼失し、現在の門は、皇居内の和田蔵門の高麗門を移築したものです。
高麗門、櫓門については、桜田門駅の記事【2023年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!有楽町線桜田門駅を徹底攻略をご覧ください。
②太平洋戦争無名戦没者の墓千鳥ヶ淵戦没者墓苑
半蔵門から皇居に沿って北へ進む事およそ15分、先の大戦で亡くなった戦没者の遺骨が納められている墓苑である、千鳥ヶ淵戦没者墓苑があります。
海外での戦没軍人及び一般邦人のご遺骨を納めた「無名戦没者の墓」として昭和34年3月28日に創建されたここ、千鳥ヶ淵戦没者墓苑には、令和4年5月現在37万269柱が、苑内の六角堂内に安置されています。
日本人なら一度は訪れたい場所です。
③開館時の姿が見れるのもあとわずか!国立劇場
半蔵門から南に徒歩5分の場所に、国立劇場があります。
1966年11月1日に開館した歌舞伎、文楽、日本舞踊、邦楽、雅楽などの主催公演と、これらの伝統芸能のための施設の貸付を行うための劇場です。
建物自体が直線的で美しいのですが、残念ながら2023年10月から建替が計画されており、今の姿が見れるのもあとわずか!
まとめ
半蔵門の由来は、皇居の半蔵門からで、門の名前は、門の警固を担当した旗本、服部正成(はっとりまさしげ)・正就(まさなり)父子の通称「半蔵」から。
皇居の西側に位置する半蔵門周辺は散歩にもってこいの場所。特に千鳥ヶ淵戦没者墓苑へお参りして、散歩できる平和な世の中に感謝したいところ。
今回は、【2023年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!半蔵門線半蔵門駅を徹底攻略、をお送りしました。
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