【2023年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!半蔵門線水天宮前駅を徹底攻略

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東京メトロスタンプラリー

東京メトロスタンプラリー完全制覇の半蔵門線編。今回は水天宮前駅。駅名の由来から、駅の歴史とスタンプの場所。名所をご紹介します。

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水天宮前駅の歴史を紐解く

駅名「水天宮前」の由来

その名の通り、駅前に鎮座する神社、水天宮に由来します。

開業前の仮駅名は、駅所在地の日本橋蛎殻町(かきがらちょう)から、「蛎殻町」でした。

その後、知名度が高く短くて分かりやすいとして「箱崎」に決定しましたが、駅名を巡って住民同士で対立したため、地域名をつけることをやめ、「水天宮前」となりました。

ちなみに蛎殻町の由来は、この地域がかつて海に面する漁師町で、牡蠣(かき)の殻の堆積した海浜があったから、一帯の家屋の屋根が牡蠣の殻でつくられていたから、という説があります。

また、箱崎の地名の由来は、13世紀末の元寇(いわゆる蒙古襲来)の古戦場である九州福岡市箱崎に似ていることによるといわれています。

福岡市箱崎の場所

水天宮前駅開業の歴史

水天宮前駅は、半蔵門線のみ乗り入れています。

1990年(平成2年)11月28日、営団地下鉄(現東京メトロ)半蔵門線が、三越前駅から延伸された際の終着駅として開業し、その後半蔵門線は押上まで延伸され今に至ります。

水天宮前駅駅名標
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水天宮前駅スタンプ攻略法

スタンプは改札外水天宮方面改札付近にあります。

水天宮前駅スタンプはここだ!

駅構内図ではこの辺り。水天宮方面改札は渋谷寄りにあります。

水天宮前駅スタンプの位置

まずは水天宮方面改札を目指します。

水天宮方面改札を目指す
水天宮方面改札

改札を出て左手を向くとスタンプの案内板があるので、矢印の方向に向かうと、右手の壁面にスタンプ発見!

スタンプ案内板
スタンプ発見!
水天宮前駅スタンプ

スタンプの取得方法は、【2022年】目指せ完全制覇!東京メトロスタンプラリーの進め方をご覧ください。

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水天宮から隅田川へお散歩で見つかる意外なスポット

駅名にもなっている水天宮をスタート地点に、隅田川方面にお散歩すると出会える意外なスポットをご紹介します。

今回ご紹介するスポットの位置関係

①駅名にもなった安産祈願のパワースポット水天宮

水天宮(すいてんぐう)は、福岡県久留米市にある水天宮の総本宮、久留米水天宮からの分社です。

久留米水天宮は久留米藩歴代藩主である有馬家により代々崇敬されていましたが、文政元年(1818年)9月、9代藩主有馬頼徳(ありま よりのり 1797年7月16日-1844年5月19日)が、江戸の久留米藩屋敷に分霊を勧請したのが始まりです。

有馬頼徳

現在の社殿は、江戸鎮座200年記念事業として、平成28年(2016年)に再建されたもので、免震構造の近代的な建物になっています。

水天宮外観
水天宮入口

御祭神は、下記の4神で、水には「流し出す」作用があることから安産・病気治癒、水難除けにご利益があります。

天御中主大神(あめのみなかぬしのおおかみ)
安徳天皇(あんとくてんのう)
建礼門院(けんれいもんいん)
二位ノ尼(にいのあま)

また境内には、日本橋七福神めぐりの1社、弁財天が祀られている、寳生辨財天(ほうしょうべんざいてん)が鎮座されています。

境内は、安産祈願や七五三の家族連れでいつも大盛況!

←寳生辨財天 水天宮本殿→

境内あるホッコリとする像を2体ご紹介。

1体目は安産子育河童(あんざんこそだてかっぱ)。足下と胸、肩に赤ちゃん河童がしがみついている姿がなんとも可愛い河童の親子像です。

安産子育河童(あんざんこそだてかっぱ)

2体目が子宝いぬ。子犬を見つめる母犬の像で、周囲には十二支が刻印されており、自分の干支を撫でると安産、子授け、無事成長など様々なご利益発生!

子宝いぬ

御朱印は境内にある社務所で頂けます。全て書き置きタイプです。

バリエーションに富んだ御朱印

②二代目高尾太夫にあやかり水商売繁盛祈願!高尾稲荷神社

水天宮から隅田川方面に徒歩12分。ビルの中に建つ珍しい神社が高尾稲荷神社

珍しいのは建ってる場所だけでなく、その御神体。

高尾稲荷神社

お祀りされているのは、吉原で名高い遊女、二代目高尾太夫で、その頭蓋骨が奉納されていることで有名な神社です。

二代目高尾太夫

高尾太夫は、吉原の太夫の筆頭ともいえる源氏名で、その名にふさわしい女性が現れると代々襲名された名前で、吉野太夫夕霧太夫と共に三名妓と呼ばれています。

御由緒は悲しい物語。二代目高尾太夫にガチ恋してしまった仙台藩主伊達綱宗は、高尾太夫に迫ります。

伊達綱宗(1640-1711)

しかし彼女にはすでに意中の人がおり、綱宗の意には従わなかったため、万治2年(西暦1659年)12月、隅田川の船中にて吊るし切りにされ、川に捨てられた遺体がこの付近に流れ着き、当地に庵を構えていた僧侶が、その遺体を手厚く葬ったとのこと。

高尾稲荷神社案内板

頭蓋骨が納められているということで、頭にまつわる悩みや病、特に頭痛ノイローゼ薄髪へのご利益と、高尾太夫にあやかり、夜の接客業等に従事する女性の願い事にご利益あり!

③日銀は箱崎から始まった!日本銀行創業の地

高尾稲荷神社からすぐの場所に、日本銀行創業の地の案内板があります。

実は日本銀行は、最初から現在の三越前(当ブログ、【2022年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!銀座線三越前駅を徹底攻略参照)に建てられたのではなく、明治15年(1882年)にこの場所で開業したのが始まり。

しかし、手狭であったことや都心部から離れていたことなどから、あっさり翌年には店舗の移転が決定し、明治29 年(1896年)に江戸時代の金座があった現在の場所に日本銀行本店本館が竣工しました。

日本銀行創業の地案内板
創業当時の日本銀行本店
現在の日本銀行本店

④水辺でまったり隅田川テラス

日本銀行創業の地からすぐ目の前、隅田川沿いに広がるのが、隅田川テラス。

北区で荒川から分岐して東京湾に注ぐ全長23.5キロの隅田川(すみだがわ)。その両岸に沿って整備された親水テラスの総称です。

隅田川全景と、今回訪れた位置(矢印)
隅田川テラス

隅田川にかかる永代橋と奥のビル群のコントラストが綺麗で、癒される事間違いなし!

永代橋
隅田川テラス案内板
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まとめ

水天宮前の由来は、駅前に鎮座する水天宮から。元々は地名の蛎殻町や、箱崎が候補になった事も。

水天宮を参拝したら、隅田川を目指してお散歩すると、意外なスポット目白押し!

今回は、【2023年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!半蔵門線水天宮前駅を徹底攻略、をお送りしました。

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