東京メトロスタンプラリー完全制覇の有楽町線編。今回は、実は東京駅よりも古い歴史。明治の甲武鉄道時代からある飯田橋駅。駅の歴史とスタンプの場所、駅周辺の名所として最もオススメスポット東京大神宮をご紹介します。
二つの駅が融合してできた飯田橋駅の歴史と、飯田橋の地名の由来とは?
飯田橋駅は、2つの駅が融合してできた駅です。その歴史を紐解いてみます。
1894年(明治27年)10月9日、甲武鉄道の新宿-牛込間開通と同時に、牛込駅が開業。
1895年(明治28年)4月3日、飯田町 – 牛込間開通で、飯田町駅が開業。
当時の路線図は下の図のように、今の東京駅付近は鉄道がありませんでした。
1928年(昭和3年)11月15日、関東大震災復興により、複々線化工事が新宿 – 飯田町間で完成。これにより駅間が近い牛込駅と飯田町駅を統合し、飯田橋駅が誕生日しました。
その後、1964年(昭和39年)12月23日、営団地下鉄(現東京メトロ)東西線の駅が開業。
1974年(昭和49年)10月30日、営団地下鉄有楽町線の駅が開業。
1996年(平成8年)3月26日、営団地下鉄南北線の駅が開業。
2000年(平成12年)12月12日、都営地下鉄大江戸線の駅が開業。
JR中央線、総武線各駅停車、東西線、有楽町線、南北線、大江戸線と接続の非常に多い、便利な駅として今に至ります。
では、なぜ飯田橋というのか?それは飯田町にかかっている橋だから。
ではなぜ、飯田町なのか?飯田さんが徳川さんに紹介した土地だからです。
1590年(天正18年)、開府前の江戸で徳川家康にこの土地を案内したのが、土地の長老である飯田喜兵衛でした。
家康は懇切丁寧な飯田に関心し、飯田を名主として指名し、この土地を「飯田町」と名乗るように命じ、1881年(明治14年)、江戸城外堀に架けられた橋の名前は「飯田橋」となり、その橋の名前が町名となり、現在に至ります。
飯田橋駅スタンプ攻略法
飯田橋駅は多くの路線が乗り入れているので、スタンプは2ヶ所。ここでは改札外の②の駅事務室付近に行ってみます。
構内図でいうと、矢印のあたりです。
まずは、有楽町線の新木場方面の端にある神楽坂方面改札を目指します。
改札を出て右に折れます。
大江戸線、南北線を目指して進むと、駅事務室が見えてきます。そしてスタンプ発見!
飯田橋駅は非常に広いので、有楽町線の新木場方面の端から行く!と覚えておけば最短で到達できます。
スタンプの取得方法は、【2022年】目指せ完全制覇!東京メトロスタンプラリーの進め方をご覧ください。
飯田橋に行ったら必ず訪れたいパワースポット、東京大神宮
東京にいながら、お伊勢参りができるありがたいパワースポット東京大神宮。飯田橋駅から目と鼻の先。飯田橋に行ったら必ず訪れたい場所です。
江戸時代、伊勢神宮への参拝は人々の生涯かけての願い。そして命懸け!明治の新国家が誕生すると、明治天皇の命により、東京における伊勢神宮の遥拝殿(ようはいでん 離れた場所の存在にお参りする場所)として明治13年に創建されました。
最初は日比谷にありましたが、関東大震災後の昭和3年に現在地に移ってからは「飯田橋大神宮」と呼ばれ、戦後は「東京大神宮」と改め今日に至ります。
鳥居を抜けると、右手に衣食住の神、商売繁昌・家業繁栄の神、飯富(いいとみ)稲荷神社があります。先にこちらを参拝しましょう。
そして東京大神宮本殿に到着!縁結びに御利益がある他、家内安全・商売繁昌・厄除開運・良縁・交通安全・学業成就など様々な願いをかなえてくれるパワースポットです。
御朱印は御朱印帳に直接書いていただけます。今のご時世これはありがたい!
まとめ
飯田橋の飯田は、家康にこの地を案内した飯田さんから取ったもの。そんな飯田橋に来た際は、東京大神宮への参拝がオススメ!是非よりたい場所です。
今回は、【2022年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!有楽町線飯田橋駅攻略、をお送りしました。
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