都心からちょっと離れて日帰り旅行。関東のパワースポットを巡る小さな旅。今回は東京から片道2時間半ほど、千葉県香取市にある香取神宮を巡る旅をご紹介します。
東国三社「香取神宮」「鹿島神宮」「息栖神社」とは
茨城県南部と千葉県にまたがる地域に「東国三社」と呼ばれる三つの神社があります。
香取神宮、鹿島神宮、息栖(いきす)神社は東国三社として信仰の篤い神社であり、現在でも東国三社参り(三社を詣でる事)が行われています。
三つの神社が「東国三社」と併せて呼ばれるのは、それぞれに祭られるタケミカヅチ(鹿島神)、フツヌシ(香取神)、アメノトリフネ(息栖神)の三柱の神が、アマテラス(天照大神)に天界から派遣されて、地上を譲るように迫った「国譲り」神話に由来しています。
都心から香取神宮へのアクセス
東京から香取駅まで行き、徒歩で向かうルートをご紹介します。直行バスも出てますが、徒歩を挟むと冒険気分を味わえて、ちょっとした刺激を受けたい方にオススメ。
東京駅からJR総武快速線で成田まで行き、成田からJR成田線の銚子行きに乗り換えます。所要時間は約2時間で、運賃は1,694円。
香取駅からは約30分の散歩道。
香取駅から香取神宮までの散歩道
香取駅は無人駅。そこからワクワク感。
まず駅を出て左に進み、最初のチェックポイント①成田線の踏切を渡ります。
道なりに進むと次のチェックポイント②「神道山古墳群」が見えてきます。素通りもできず、ちょっと登ってみました。
鳥居を過ぎると、険しい道のりが。巨大な蜘蛛の巣があるので要注意!
登った先には、だいぶ朽ちた感じの光景が(^_^;)
頂上からは、周辺の街並みが一望できます。参拝前のちょっとしたウォーミングアップと考えましょう。
この先道なき道を突っ切り、ショートカットできたのですが、元来た道を戻ることをオススメします。
神道山古墳群を過ぎると、次のチェックポイント③香取交差点に到着。このまま交差点を渡って真っ直ぐ進みます。
香取交差点を過ぎると次のチェックポイント④に到着。案内板の通り、真っ直ぐ進むと、香取神宮の参道に着きますが、ここはあえて冒険し、左手に向いて、細い道に入っていきます。
まるで異世界に迷い込んだかのような道が続きます。非日常を味わうにはもってこい!
うっそうとした道の先に、ようやく民家が見えてきたら間もなく到着。
香取神宮に到着!パワースポット満載の香取神宮周辺を散策
香取駅から歩くこと30分。ようやく香取神宮に到着!本殿以外にもパワースポット満載の香取神宮周辺を散策します。
香取神宮の創建は、初代神武天皇18年(紀元前704年)とされており、それだけで古代のロマンを感じさせます。
御朱印は、本殿右隣の授与所で頂けます。直接御朱印帳に書いていただけました。
次に要石(かなめいし)を参拝。香取神宮の要石は凸形で、鹿島神宮には凹形の要石があり、地中でつながっているとも。香取の要石は大ナマズの尾、鹿島の要石は頭を押さえているとされ、関東の地震をおさえているありがたい石です。
要石は、地下深くまで埋まっているそうな。
最後に奥宮(おくのみや)に参拝。
奥宮は、昭和四十八年の伊勢神宮御遷宮の際に出た木材で建てられたもので、ある意味伊勢神宮そのものと言ってもいい建物です。
御朱印は要石と共に、奥宮近くの社務所で頂けます。
小江戸佐原の街へ
香取神宮近くには、小江戸と呼ばれる佐原の街並みがあるので、ついでに回ってみましょう。
佐原の街の紹介はこちらからどうぞ。
香取神宮から佐原駅方面には、難易度高めですが、巡回バスが通っています。バス停は参道付近にあります。ただし運行は平日のみなので注意!
バスは平日のみで1日3本。40分歩くかタクシーを呼びましょう。
まとめ
都心から片道約2時間のパワースポット香取神宮。香取駅から歩いて小さな冒険を楽しんだ後、パワースポット満載の香取神宮周辺をお参りしてご利益にあやかりませんか?
今回は、【2022おすすめ散歩道】関東のパワースポット、東国三社の一つ香取神宮を参拝する小さな旅、をお送りしました。
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