都心からちょっと離れて日帰り旅行。今回は東京から片道2時間ほど、千葉県香取市にある佐原の街並みを巡る旅を紹介します。
旅の目的地、水郷の街小江戸「佐原」とは
千葉県と茨城県との県境に位置する佐原は、江戸時代から商家町(通りに面して比較的均等に建ち並んだ街並み)として栄え、「北総の小江戸」、「水郷の町」と言われています。
なんと言っても佐原の魅力は街並み。ここを歩くだけでも、きた甲斐がある街です。
都心から佐原への移動手段は、バスが優勢
都心から佐原へ行く方法は、電車とバスの2通り。朝の8時に東京駅を出発する場合で比較してみます。
電車で行く場合は、東京からJR総武快速線で成田まで行き、成田からJR成田線の銚子行きに乗り換えます。所要時間は約2時間で、1,694円
バスの場合は、東京駅八重洲口から銚子行きの高速バスが走っており、佐原駅前に乗り入れています。こちらも所要時間はおよそ2時間で1,900円
電車の方が若干割安ですが、バスの方が乗り換え無しで、ゆったりと移動できる事から、バスに軍配。ただしバスの本数は午前中3本だけの為、バス時刻に注意!時刻表はこちらからどうぞ。
佐原駅から歩いて散策。佐原の名所、グルメ5選
佐原駅に着いたら、佐原の街並みまで徒歩15分ほど、途中ちょっと寄り道しながらの散歩コースをご紹介します。
①諏訪神社で散歩の無事を祈願
佐原駅から街並みに行く前に、諏訪神社で散歩の無事を祈願。創建は天正年間(1573年から1592年まで)で、社殿は嘉永6年(1856年)に建てられたもので、歴史ある建物です。
諏訪神社は、なんといっても本殿まで続くこの石段!参拝までの道のりが険しければ険しいほどありがたい!
御朱印は、階段の途中にある社務所で頂けます。直接御朱印帳に書いていただけました。
②佐原ゆかりの偉人、日本地図を書いた人と言えばこの人!伊能忠敬記念館
歴史の教科書に必ず名前が出てくる偉人、伊能忠敬( 1745年2月11日〜1818年5月17日)は、初めて正確な日本地図を書いた人として有名ですが、ここ佐原がゆかりの地なんです。
伊能忠敬は、ただ地図を書いただけではなく、元々商人で、17歳で婿入りした伊能家の売上を3倍にし、49歳で隠居した後から、なんと19歳年下の師匠、高橋至時について測量を学び、そこから日本中を測量して回って、今の日本地図とほとんど遜色ない正確な地図を書き上げた努力の人。
そんな伊能忠敬の生涯を知ることができる、伊能忠敬記念館があります。
記念館見学すると、人間何歳からでも挑戦できる、そんな勇気をくれること間違い無し!
③商人伊能忠敬成功の証、伊能忠敬旧邸
伊能忠敬記念館の先に、伊能忠敬が17歳から50歳まで住んでいた旧邸があります。
商人伊能忠敬成功の証がここにある!
④江戸時代にタイムスリップ!小江戸佐原の街並み
伊能忠敬旧邸前は、小田川沿いの佐原の街並みが続きます。まるで江戸時代にタイムスリップしたかのよう!
⑤洒落た洋麺で腹ごしらえ、ワーズワース
佐原の街並みを、JR成田線方面に向かって川沿いに歩くと、左側河岸に、イタリアンの店、ワーズワースがあります。各種グルメサイトで高得点のお店。歩き疲れたところで、美味しいパスタをいただいて一休み。
ちなみに支払いは現金のみなので要注意!
まとめ
都心から片道約2時間の小江戸佐原。江戸時代にタイムスリップしたかのような、美しい街並みを散歩して癒されてみませんか?
今回は、【2022おすすめ散歩道】水郷の街、偉人伊能忠敬ゆかりの地小江戸佐原を巡る小さな旅、をお送りしました。
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