東京メトロスタンプラリー完全制覇の丸の内線線編。今回は、かつてあった古墳の名残りからその名がついた新大塚駅。駅の歴史とスタンプの場所、名所、グルメをご紹介します!
かつての古墳?やぐら?にちなんで地元民から呼ばれた地名、新大塚駅の歴史
1911年(明治44年)に開業した都電の大塚辻町(おおつかつじまち)停留所(1971年(昭和46年)まで)が始まりです。
1954年(昭和29年)1月20日の丸ノ内線開業と同時に新大塚駅が開業し、現在に至ります。
「大塚」の由来は、かつて付近にあった古墳(あるいはやぐら台の跡ともいわれる)とされています。 ここが、地元の人たちから「大塚」と呼ばれていたことに由来します。
新大塚駅スタンプの場所
スタンプは改札外、荻窪方面側の北改札付近にあります。
構内図でいうと、このへんです。
北改札を出ると・・・
目の前にスタンプ発見!
スタンプの取得方法は、【2022年】目指せ完全制覇!東京メトロスタンプラリーの進め方をご覧ください。
新大塚駅周辺のオススメスポット3選
新大塚駅周辺でぜひ行ってみたいオススメスポットを3箇所ご紹介します。
フランス文学黎明期を支えた鈴木信太郎記念館
20世紀前半の日本のフランス文学研究黎明期に、フランス文学・語学の研究体制を確立し、研究者、教育者として活躍した、鈴木信太郎(1895-1970)。
その旧邸を改修、整備した、豊島区立鈴木信太郎記念館が新大塚駅から徒歩3分のところにあります。
新大塚駅を出て、大通りから一本細い路地を入った先に記念館があります。
記念館は、座敷棟、茶の間・ホール棟、書斎棟で構成されており、茶の間・ホール棟にある玄関から入ります。気になる入館料はなんと無料です!
玄関を入ると、鈴木信太郎氏等身大パネルがお出迎え。
左手は畳の和室がなんとも落ち着く座敷ゾーン。これぞ日本家屋!といったたたずまい。
縁側も日が当たって暖かそう。
玄関から右手が書斎ゾーン。ここを見るだけでも来たかいがあるオススメスポットです!
書斎は、圧倒されるような本棚の数々。それでいて静かな時間が流れる空間です。読書するには最適な空間だったんだろうと想像させます。
振り子時計がかけられており、ボーンボーンと時を知らせる音が鳴りました。00分の定刻近くに訪れるといいでしょう。
ここに座ったら、勉強がはかどるだろうなぁと思わせる机。
この書斎は一見の価値あり!大塚に来る機会があれば是非訪れてほしいオススメスポットです。
吹上稲荷(ふきあげいなり)神社
鈴木信太郎記念館から徒歩7分にある吹上稲荷(ふきあげいなり)神社のご紹介です。
吹上稲荷神社に向かう途中、名前がなんとも縁起の良い開運坂があります。
講道館の創始者、柔道の父と呼ばれた嘉納治五郎(1860-1938)が名付けたそうです。
だいぶ急な坂なので、ダッシュするトレーニングで足腰鍛えられそう。
開運坂から5分ほどで、吹上稲荷神社に到着。
1622年(元和8年)、2代将軍徳川秀忠公が下野国(現在の栃木県)日光山より御神体を奉持し江戸城吹上御殿(現在の皇居吹上御苑)内に祀ったのが始まりです。
後に松平家より今の文京区に移し、転々とした後、1751年(宝暦元年)、現在の場所に建てられました。
賽銭箱には、徳川の家紋、葵の御紋が!これはご利益ありそう。
今は亡き小山駅のきそばを自宅で食べられる!なかざわ製麺
JR大塚駅近く、新大塚駅からは徒歩7分の場所にあるなかざわ製麺は、惜しまれつつ閉店した栃木県の東北本線小山駅のホーム上にあった駅そば屋「きそば」のそばつゆを購入できる都内唯一の場所です。
きそばのつゆは、筆者いわく、日本一の美味さです!詳しくはこちらの記事をご覧ください。
まとめ
新大塚駅近くにある、鈴木信太郎記念館の書斎は一見の価値あり!吹上稲荷神社でお参りして、なかざわ製麺で、きそばのつゆを買って自宅で駅そばを味わいませんか?
今回は【2022】東京メトロスタンプラリー完全制覇丸の内線編新大塚駅、をお送りしました。
コメント