東京メトロスタンプラリー完全制覇の日比谷線編。今回は人形町駅。駅名の由来から、駅の歴史とスタンプの場所。駅近くの名所をご紹介します。


人形町駅の歴史を紐解く
駅名「人形町」の由来
江戸時代、この土地には歌舞伎小屋の中村座と市村座があり、また浄瑠璃(じょうるり)や人形芝居も行われていて、これらを見に来る客で賑わっていました。その客に土産の人形細工を売る店が多くなり、この通りを「人形通り」、その付近を「人形町」と呼ぶようになったという。1933年(昭和8年)、関東大震災以降の区画整理により、正式に「人形町」という町名になりました。


人形町はその名の通り、江戸時代、人形を売る店が多数あったから。
人形町駅開業の歴史
人形町駅は日比谷線の他、都営浅草線が乗り入れており、少し離れた半蔵門線の水天宮駅とも連絡しています。
1962年(昭和37年)5月31日、営団地下鉄(現在の東京メトロ)日比谷線の駅として開業したのが始まりです。
同年の9月30日、都営地下鉄浅草線の駅が開業。日比谷線と都営浅草線は同年開業だったんですね!
時は流れて2018年(平成30年)3月17日、東京メトロ半蔵門線水天宮前駅との乗り換え業務を開始、現在に至ります。


人形町駅スタンプ攻略法
人形町駅のスタンプは改札外。駅事務室付近にあります。

駅構内図ではこの辺り。日比谷線の中目黒方面側から改札を出た先に駅事務所があり、その付近です。

A3・A4出口を目指して、人形町交差点方面改札を出て真っ直ぐ進みます。

駅事務室が見えてきたら、スタンプはすぐそこ!


誤って半蔵門線の水天宮前駅方面に行ってしまうとドハマりするので注意が必要です。日比谷線の中目黒方面のホームから改札をから出る、と覚えておきましょう。
スタンプの取得方法は、【2022年】目指せ完全制覇!東京メトロスタンプラリーの進め方をご覧ください。

都内屈指のパワースポット「小網神社」で金運アップ!
人形町駅の近くには都内屈指のパワースポット、小網(こあみ)神社があります。
強運、財運をもたらす小網神社とは
小網神社の創建は文正元年(西暦1466年)。神社の場所には、庵(小さな小屋)がありました。当時庵の周辺では疫病が流行し、人々は困り果てていたさなか。網師の翁(漁師のおじいさん)が海上で網にかかった稲穂を持って庵を訪れ、数日間をこの庵で過ごしました。
ある夜、平安時代中期の天台宗のお坊様、恵心僧都(えしんそうず)が庵主の夢枕に立ち、翁を稲荷大神と崇めれば、村の疫病は消滅することを告げます。その後翁を小網稲荷大明神と称え、神社を創建して祈りをささげた結果、間もなく村の疫病はおさまったとのこと。

大正12年9月1日の関東大震災において、旧社殿は倒壊しましたが、御神体は無事で、その後再建された社殿は、昭和20年3月10日の東京大空襲に耐えました。
また、第二次世界大戦の際、神社の御守を受けた兵士が全員生還したとされています。


ビルの谷間にひっそりとたたずむ小網神社の場所
人形町駅から徒歩5分ほどの場所に小網神社はあります。

地図の丸印で囲んだ部分が、下の写真の場所です。ビル群の谷間にあって目立たない場所にあるので、見逃さないようにしましょう。

小網神社のご利益その1、健康長寿と徳
鳥居をくぐったすぐ横には、健康長寿の御利益とともに、「福徳」「人徳」「財徳」など、さまざまな「徳」を授ける神様として、日本橋七福神の一柱にもなっている、福禄寿像があります。

小網神社のご利益その2、財運
境内には「銭洗いの井」と呼ばれる、お金を清める場所があり、ここで金銭などを清め、財布などに収めておくと財運を授かることから、現在は「東京銭洗い弁天」とも呼ばれています。
ここはケチらず、お札を洗いたいところ。


小網神社でいただける御朱印
小網神社では、神社、弁財天、福禄寿3種類の御朱印をいただけます。書き置きで、御朱印帳に貼り付けるタイプです。ご利益アップに3種類ともいただきましょう。




まとめ
人形町の由来はその名の通り、江戸時代、浄瑠璃や人形劇を見に来る客向けに、人形を売る店が多かったから。
駅近くにある、都内屈指のパワースポット小網神社で、金運アップ!
今回は、【2022年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!日比谷線人形町駅攻略、をお送りしました。
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