東京メトロスタンプラリー完全制覇の日比谷線編。今回は日本の証券取引の中心茅場町(かやばちょう)駅。駅名の由来から、駅の歴史とスタンプの場所。駅近くの名所をご紹介します。


茅場駅の歴史を紐解く
駅名「茅場町」の由来
元々この辺りは、沼地で茅(かや)や葦(あし)が豊富に生い茂る場所で、茅葺き(かやぶき)屋根の材料となる茅で商売する業者が多く住んでいました。
1933年(昭和8年)、南茅場町・亀島町・北島町が合併して現在の「茅場町」が成立し、現在ではオフィス・証券会社・フォワーダー(貨物利用運送事業者)が多く所在するビジネス街となっています。

よって茅場町の由来はその名の通り、茅で商売する行者が多数あったから。
今では東京証券取引所を中心に、数多くの証券会社がひしめく株取引の街。
茅(かや)から株(かぶ)へ取引する物が変わり、今もなお、商売の街なんですね。


茅場町駅開業の歴史
茅場町日比谷線の他、東西線も乗り入れています。
1963年(昭和38年)2月28日、営団地下鉄(今の東京メトロ)日比谷線人形町-東銀座駅間開通に伴い開業したのが始まりです。
1967年(昭和42年)9月14日、東西線大手町-東陽町駅間 開通に伴い、日比谷線と東西線の乗換駅となり、今に至ります。

茅場町駅スタンプ攻略法
茅場町駅のスタンプは改札外。8番出口付近にあります。

駅構内図ではこの辺り。日比谷線からは中目黒方面の最後尾、東西線では真ん中あたりに位置しています。中央改札が最寄り改札です。

まずは中央改札を目指します。写真は東西線から向かった様子です。

中央改札から左に折れて8番出口を目指します。



8番出口への曲がり角が見えてきたら、スタンプ発見!


スタンプの取得方法は、【2022年】目指せ完全制覇!東京メトロスタンプラリーの進め方をご覧ください。
赤坂日枝神社の神輿安置場所「日本橋日枝神社」
茅場町駅近く、東京証券取引所に向かう道沿いにひっそりと日本橋日枝神社があります。
天正18年(1590年)、徳川家康が江戸に入る際、日枝神社の神輿(みこし)が安置されたのが起源の歴史ある神社です。安置された場所のことを「御旅所(おたびしょ)」といって、現在でも隔年で開催される山王祭(さんのうまつり)では、日枝神社本社のある赤坂と日本橋日枝神社間を神輿や山車が巡幸(じゅんこう)します。
赤坂の日枝神社本社については、当ブログ内の「【2022年】東京メトロスタンプラリー完全制覇千代田線編赤坂駅」で紹介してるので、こちらもご覧ください。

ご利益は、商売繁盛や家内安全。なんと言っても証券会社がひしめく中にある神社なので、お金に関するご利益が高そう!


本殿横には、明徳稲荷神社があります。神社の周りには、数多くの各金融会社名が!


山一證券ってつぶれたような。。
1997年、社長の「社員は悪くありませんから!」で有名な一コマ
外した方がいいような。。


日本橋日枝神社では、御朱印を御朱印帳に直接書いていただけます。是非ゲットしたいところ。



まとめ
茅場町の由来はその名の通り、茅(かや)を売る業者が多くあったから。
茅から株を売る街に変わった、日本の証券取引の中心、茅場町をちょっと散歩して、経済を動かしてる気分にひたってみませんか?
今回は、【2022年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!日比谷線茅場町駅を徹底攻略、をお送りしました。
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