東京メトロスタンプラリー完全制覇の日比谷線編。今回は八丁堀(はっちょうぼり)駅。駅名の由来から、駅の歴史とスタンプの場所。名所をご紹介します。
八丁堀駅の歴史を紐解く
駅名「八丁堀」の由来
その名の通り、八丁の堀があったから。
寛永年間(1624~1644年)に船を通すため、海口より長さ八町(約872m)の堀を作ったことに由来します。当初は「八町堀」と呼ばれていましたが、その後、「町」が略字の「丁」となり、1931年(昭和6年)、町名として「八丁堀」が誕生しました。
八丁堀駅開業の歴史
八丁堀駅は日比谷線の他、JR京葉線が乗り入れています。
1963年(昭和38年)2月28日、営団地下鉄(現東京メトロ)日比谷線、人形町駅-東銀座駅間開通と同時に日比谷線の駅が開業したのが始まりです。
1990年(平成2年)3月10日、JR東日本京葉線、新木場駅-東京駅間開通と同時に京葉線の駅が開業し、乗換駅となって現在に至ります。
八丁堀駅スタンプ攻略法
スタンプは改札外。八丁堀交差点方面改札付近にあります。
駅構内図ではこの辺り。八丁堀交差点方面改札は北千住方面側にあります。
まずは本町方面改札を目指します。
改札を出るとすぐにスタンプ発見!改札口を間違えなければ、難易度はかなり低めです。
スタンプの取得方法は、【2022年】目指せ完全制覇!東京メトロスタンプラリーの進め方をご覧ください。
異世界ゾーンと史跡を巡る八丁堀駅の名所2選
八丁堀駅の名所巡り。都会ならではの異世界ゾーンと、あの「奥の細道」で有名な松尾芭蕉の句にちなんだ場所をご紹介します。
①都会のオアシス、屋上にある公園「桜川屋上公園」
八丁堀駅を出てすぐに都会のオアシスとも言える「桜川公園」。その奥に都会ならではの珍しい屋上にある公園「桜川屋上公園」があります。
桜川公園の先にある細い道を進むと・・
中央区立女性センターの屋上に作られた、桜川屋上公園入口が見えてきます。早速行ってみると・・
屋上とは思えない公園が広がります!
ビルの谷間に公園。まさに都会のオアシスといった感じです。
都会の喧騒を忘れさせる静かな空間で癒される事間違いなし!
②八丁堀で詠んだとされる松尾芭蕉の句「芭蕉句碑」
松尾芭蕉(寛永21年(1644年)-元禄7年10月12日(1694年11月28日))は、「奥の細道」で有名な俳人。
八丁堀駅近くの亀島橋に、八丁堀で詠んだとされる芭蕉句碑があります。その句とは。
菊の花 咲くや石屋の 石の間
きくのはな さくやいしやの いしのあい
元禄6年(1693年)秋の句で、芭蕉50歳。死の前年に詠んだとされています。
水路を利用した石屋も多かった八丁堀で、長寿を祝う花と、死後の象徴をかたちづくる石屋に見る石との対比を詠んだ句と言われています。
死期を悟った芭蕉の気持ちの現れでしょうか。
まとめ
八丁堀の由来は、その名の通り江戸時代に八丁の堀があったから。
松尾芭蕉晩年の句に想いを馳せながら、都会のオアシス桜川屋上公園で癒されてみませんか?
今回は、【2022年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!日比谷線八丁堀駅を徹底攻略、をお送りしました。
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