東京メトロスタンプラリー完全制覇の南北線編。今回は東大前(とうだいまえ)駅。駅名の由来から、駅の歴史とスタンプの場所。名所をご紹介します。
東大前駅の歴史を紐解く
駅名「東大前」の由来
その名の通り、日本の最高学府である東京大学本郷キャンパス最寄り駅から。
話が終わってしまうので、東京大学について触れておきます。
創設は1877年(明治10年)4月12日。
日本で初めての近代的な大学で、学位を授与する機関としては1876年(明治9年)設置の札幌農学校の(現:北海道大学)に次ぐ2番目に古い高等教育機関です。
ちなみに、4月12日は東京大学記念日になっているとのこと。
東大前駅開業の歴史
東大前駅は、南北線のみ乗り入れています。
南北線自体が比較的新しい路線なので、各駅歴史は浅く、東大前駅は、四ツ谷-駒込間が開業した、1996年(平成8年)3月26日に開業し、現在に至ります。
東大前駅スタンプ攻略法
スタンプは改札外。駅事務室付近にあります。
駅構内図ではこの辺り。改札は1箇所なので難易度低めです。
まずは改札を目指します。
改札を出たら、右の2番出口方面を目指します。
駅事務室前にスタンプ発見!
スタンプの取得方法は、【2022年】目指せ完全制覇!東京メトロスタンプラリーの進め方をご覧ください。
東大前駅周辺名所巡り
東大前駅周辺をぶらり。東大を中心とした静かな土地柄でのんびり散歩できます。
①日本の最高学府、東京大学本郷キャンパス
1箇所目は駅名の由来でも触れた、東京大学の本郷キャンパス。キャンパス内は歴史的建造物の宝庫で、国の有形文化財に指定されています。学生でなくても構内散策できるので、ぜひ立ち寄りたいところ。
銀杏並木の向こうにそびえるのが、1925(大正14)年に竣工した安田講堂。なんとも美しい建物で、見ていて癒される事間違いなし!
なぜ安田講堂と呼ばれているか?今のみずほ銀行を作った事でも知られる実業家、安田善次郎の寄付でできたので、そのように呼ばれています。
安田講堂と言えば、1969年1月18日から19日にかけて発生した安田講堂事件。機動隊8500名を動員して沈静化させた学生運動の舞台としても有名です。今の日本では考えられないほど、一昔前の血気盛んだった日本の象徴のようです。
②あの忠犬ハチ公とご主人様に会える!上野英三郎博士とハチ公像
2箇所目は東京大学農学部弥生キャンパス内にある、上野英三郎博士とハチ公像。
かの有名な、渋谷のハチ公像のモデル、ハチの飼い主がこちら、東大農学部教授で、農学者だった上野英三郎博士。
当時駒場にあった東大農学部に渋谷から通っていた博士でしたが、1925年(大正14年)5月、大学での講義中に脳出血のため53歳で急死。ハチはその事実が理解できず、10年間も帰ることのない主人を渋谷駅で待ち続けた、というのが忠犬ハチ公のお話。
天国で2人は出会えているといいですね。
③異世界への入り口?お化け階段
3箇所目は、根津神社(根津神社については、こちらをご覧ください)近くにある、通称お化け階段。
左側の段が途中で切れていたり、不思議な構造をしている階段ですが、それ以外は特に変わった事は内容に見えます。
ではどこがお化けなのか?それは段数を下から数えた場合と上から数えた場合で、数が1段合わないのです!
下から段数を数えて、また上から降りながら段数を数えていくと、1段合わない!
数が合わない理由はこの写真がヒント。あとは実際に体感してみてください!
④「吾輩は猫である」の舞台、夏目漱石旧居跡
4箇所目は、これぞお散歩でしか出会えない有名スポット、かの文豪夏目漱石の旧居住跡。
明治36年3月から39年12月にまで夏目漱石が住んでいた場所で、かの有名な「吾輩は猫である」の舞台がこの地とのこと。猫の像がお出迎えしてくれます。
この地を訪れてから、作品を読んでみるのもまた一興かも。
まとめ
東大前駅の由来は、東京大学の最寄り駅だかから。
歴史的建物と銀杏並木が非常に美しい、東京大学本郷キャンパスや、夏目漱石旧居跡など、静かな街並みをお散歩してみませんか?
今回は、【2023年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!南北線東大前駅を徹底攻略、をお送りしました。
コメント
スタンプラリーの記事を待っておりました。
スタンプの石像を探したけど、見つけられなかったので、あきらめていたのですが、大学の敷地の中に入れば見れたのですね。てか、大学の敷地は一般人でも入れたのですね。
今度は見れたらいいな。
今週末、スタンプラリーはする予定です。
100ちょっと超えたけど、東西線と有楽町線が難関ですね。まだその2線の奥は押せてない。
半蔵門線は制覇しました。次はどこになるやら。
いつもありがとうございます😊
東大は、かなり穴場の散歩スポットでした😌
私も100超えてきました。お互い頑張りましょう☺️