東京メトロスタンプラリー完全制覇の南北線編。今回は本駒込(ほんこまごめ)駅。駅名の由来から、駅の歴史とスタンプの場所。名所をご紹介します。
本駒込駅の歴史を紐解く
駅名「本駒込」の由来
「新〇〇」「本〇〇」と名のつく駅名のように、駒込駅が先にできたので、差別化するため、後からできた駅を本駒込としたのかと思いきや、真相は全く違いました。
駒込は豊島区と文京区に分断されていて、文京区の前身である旧本郷区側にあった駒込、つまり本郷の駒込という意味。
1966年(昭和41年)の住居表示の際に「本駒込」となり、現在に至ります。
本駒込駅開業の歴史
本駒込駅は、南北線のみ乗り入れています。
駅の歴史は浅く、南北線四ツ谷-駒込間が開業した、1996年(平成8年)3月26日に開業し、現在に至ります。
本駒込駅スタンプ攻略法
スタンプは改札外。駅事務室付近にあります。
駅構内図ではこの辺り。改札は1箇所しか無いので、難易度はかなり低いです。
まずは改札を目指します。
改札を出たら右の1番出口方面に進みます。
駅事務室付近にスタンプ発見!
スタンプの取得方法は、【2022年】目指せ完全制覇!東京メトロスタンプラリーの進め方をご覧ください。
本駒込駅周辺名所巡り
本駒込駅周辺は神社仏閣が多く、静かな場所柄で、ゆったりとお散歩できます。ここでは駅周辺の名所3箇所ご紹介します。
①江戸五色不動の一つ、目赤不動尊
1箇所目は、江戸五色不動の一つ、目赤不動尊です。
ちなみに目赤不動尊とは通称で、南谷寺(なんこくじ)が正式名称。
五色不動とは、白・黒・赤・青・黄の色にまつわる名称や伝説を持つ不動尊を指し示す総称で、東京には五色六箇所の不動尊があります。ちなみに伝説の一つは、三代将軍徳川家光が江戸府内から5箇所の不動尊を選び、天下太平を祈願したとのこと。
それぞれのお寺と場所は以下の通りです。
- 目白不動 金乗院(こんじょういん)(豊島区)
- 目黒不動 瀧泉寺(りゅうせんじ)(目黒区)
- 目赤不動 南谷寺(なんこくじ)(文京区)
- 目青不動 教学院(きょうがくいん)(世田谷区)
- 目黄不動 永久寺(えいきゅうじ)(台東区)
- 目黄不動 最勝寺(さいしょうじ)(江戸川区)
なぜ目黄だけ2箇所なのか?実際2箇所だけでなく、目黄不動を名乗る寺院は他にもあり、目黄の名前は広範囲に広がっているようで、その真相はもはや誰もわからないとのこと。ここでは石碑に書かれた2箇所を挙げておきます。目指せ完全制覇!
御朱印は残念ながら書き置きタイプ。五色コンプリート目指してみませんか?
②砲術家高島秋帆が眠る大円寺
2箇所目は、国の指定史跡になっている、江戸時代末期に砲術家として活躍した高島 秋帆(たかしま しゅうはん)の墓がある大円寺。
まずは本堂にお参りして御朱印をいただきます。
御朱印は直接御朱印帳に書いていただけました。お寺の御朱印は、お坊さんが直接書いていただけるのがほとんどなので、大変ありがたいです。
お参りを済ませたら、いよいよ高島秋帆のお墓へ。
高島秋帆は、西洋砲術、ざっくり言うと大砲や銃器を使って効率的に戦闘するための戦術、高島流砲術の創始者。明治以降の軍隊に受け継がれたとのこと。
お墓は墓地の奥にありました。砲術の父はここでひっそりと眠っています。
③都内有数の紫陽花の名所、白山神社
3箇所目は、毎年6月頃開かれる紫陽花祭りで有名な白山神社。
ここの見所はなんと言っても紫陽花。
当ブログ内の記事【2023最新】今が見頃!都内で紫陽花見に行くならここ!名所5選で詳しく紹介してますので、そちらをご覧ください。
まとめ
本駒込の由来は、旧本郷区側にあった駒込、つまり本郷の駒込という意味から。
神社仏閣の多い、静かな本駒込駅周辺を散歩しながら、五色不動コンプリートの旅を始めるのもまた一興!
今回は、【2023年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!南北線本駒込駅を徹底攻略、をお送りしました。
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