【2022】今更聞けない寺と神社の違い。入り方から、参拝までの違いまとめ。

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寺や神社を参拝していて、寺なのに2礼2拍手するなど、間違った参拝のしかたを良く目にするので、寺と神社の違いをまとめてみました。参拝の参考にしていただければ幸いです。

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寺と神社の違い

簡単にいうと、お寺は仏教、神社は神道という異なる宗教の施設です。お寺は仏様、神社は神様を祭る場所なので、似ているようで全く異なるものということを頭に入れましょう。

では、仏教と神道はそれぞれどのようなものなのでしょうか。

仏教は、中国・インドといった外国から日本に伝わってきたとされる外来の宗教です。

一方の神道は日本起源の宗教で、多くの神様を信仰します。山・森・石・神木といった自然や、特定の人物も信仰します。この世のあらゆるものに神が宿るとする考えから「八百万(やおよろず 非常にたくさん、無限)の神々」という言葉もあるほどです。

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お寺、神社への入り方

鳥居を前にすると1礼して入っている人を見て、なんとなく真似て入っている方のために、それぞれの違いをまとめてみました。



お寺の山門のくぐり方

お寺の山門は、「悟りの領域である仏殿への入口」だそうです。そのため神社の鳥居と同じように、一礼してからくぐります。また参道を歩くときは、神社と違ってどこを通っても構わないそうです。

神社の鳥居のくぐり方

神社の鳥居には、「一般社会と神社の境内を区切る結界のような意味がある」とも言われています。そのため、「一礼してからくぐる」のが丁寧なくぐり方だそうです。また参道を歩く際、参道の中央は「神様の通り道」なので、避けて歩くのがよいとされています。

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参拝前の清め方

参拝前に、清めの儀式を行いますが、これは寺も神社も同じです。最近は感染症予防の観点から、柄杓(ひしゃく)の備え付けが無くなっている昨今ですが、柄杓を使った手順だと、以下のような手順となります。

  1. 手水舎の前で軽く一礼する。
  2. 柄杓を右手で取り、たっぷりと手水をすくう。
  3. 手水を左手にかけて清める。
  4. 柄杓を左手に持ち替えて、手水を右手にかけて清める。
  5. 左手にためた手水を口に含み、すすいだ後に静かに水を吐き出す。
  6. 左手に再度手水をかけて清める。
  7. 残った水を柄杓の柄の部分にかけるように柄杓を立てる。
  8. 柄杓を元の位置に戻す。
  9. 最後に手水舎に軽く一礼する。



これを柄杓据え置きが無い現在に置き換えると。

  1. 手水舎の前で軽く一礼する。
  2. 両手を洗う
  3. 左手に水をため、口をゆすいぐ。
  4. 左手を洗う
  5. 最後に手水舎に軽く一礼する。

といった感じです。

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拝み方

今回言いたいのはここです!誤ってお寺で拍手すると恥をかくので、ここだけはおさえましょう!

お寺と神社を参拝する際には、それぞれに異なる参拝方法や手順があります。それは、「仏様と神様のどちらを拝むか」の違いから来ています。

また、お寺、神社どちらもお願い事をして大丈夫です!

寺での拝み方

本堂へ着いたら、用意したお賽銭を入れます。投げ入れる方もいますが、仏様へのお参りなので、優しくそっと入れるように心がけましょう。

合掌しながら一礼したら、お願いごとを念じます。その後、再度一礼して、本堂を後にします。

焼香台があれば、焼香を行います。何回するかは宗派によって違いますから、分からない場合は1回だけにしてもかまいません。

お寺を出る際も、山門の前で一礼しましょう。

神社での拝み方

拝殿に着いたらお賽銭を入れ、鈴(鐘)があれば鳴らします。

神社では、「二拝二拍手一拝」が基本の参拝方法です。まず、神様への敬意を込めて深いお辞儀を2回した後、胸の前で2回柏手を打ちます。

このとき、右手を少し手前にずらすのがポイントです。これは、神様と人間はまだ一体ではないため、人を表す右手を引くことによって、1歩下がって神様を讃える気持ちを表現しています。

次にお願いごとをしますが、住所や名前を一緒に添えてお伝えすることも大切です。最後に、もう一度お礼の気持ちを込めてお辞儀をしてから、拝殿を離れましょう。

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まとめ

今回は、似ているようで、実は違うお寺と神社の違いについてまとめてみました。繰り返しますが、お寺で2礼2拍手するのはやめましょう!今更聞けない寺と神社の違い。入り方から、参拝までの違いまとめ。をお送りしました。

本ブログで、各所のお寺、神社に参拝した記録も上げています。こちらもどうぞ。

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