東京メトロスタンプラリー完全制覇の日比谷線編。今回は三ノ輪駅。駅名の由来から、駅の歴史とスタンプの場所。名所、グルメをご紹介します。
三ノ輪駅の歴史を紐解く
駅名「三ノ輪」の由来
三ノ輪という地名は古く、江戸時代以前からありました。この地は、東京湾に突き出た台地の先端部(岬)であることから、水の鼻(みずのはな)といわれ、これがいつしか三ノ輪になったといわれています。
なんと三ノ輪は東京湾の岬だったんです!今の街並みからは想像できません!
三ノ輪駅開業の歴史
三ノ輪駅は、日比谷線のみ乗り入れですが、付近に都電荒川線の終点三ノ輪駅があります。
1961年(昭和36年)3月28日、営団地下鉄(現東京メトロ)日比谷線の駅として開業し、現在に至ります。
三ノ輪駅スタンプ攻略法
スタンプは改札外。駅事務室付近にあります。
駅構内図ではこの辺り。駅事務室は、中目黒方面にある三ノ輪交差点方面改札の先にあります、
まずは三ノ輪交差点方面改札を目指します。
改札を抜けたすぐ先にスタンプ発見!
スタンプの取得方法は、【2022年】目指せ完全制覇!東京メトロスタンプラリーの進め方をご覧ください。
明治の文豪樋口一葉ゆかりの地、三ノ輪を巡る名所3選
三ノ輪駅周辺の名所巡り。三ノ輪は明治の文豪樋口一葉ゆかりの地でもあります。そんな三ノ輪駅周辺の名所、グルメ3ヶ所をご紹介します。
①駅近に行列のできるラーメン屋「トイボックス」
三ノ輪駅からすぐ近くにある変わった名前のラーメン屋「トイボックス」
会津地鶏を使った醤油、味噌、塩ラーメンをカウンター越しに提供する人気店で、食事時は常に行列が!
今回はしょうゆラーメンをチョイス。鶏ベースのスープはアッサリしていてコクがあり、全部飲み干したくなる味です!
三ノ輪に行ったら必ず食べておきたい一品です!
②吉原遊女の悲しい歴史「投込寺」浄閑寺
トイボックスから道を挟んで向かい側にある浄閑寺(じょうかんじ)。
創建は承安5年(1175)。この辺りは江戸時代から続く吉原遊女の街。今も吉原といえば、数多くのお店が軒を連ねるソープ街として有名ですが、安政2年(1855)の大地震の際に、たくさんの新吉原の遊女が投げ込むように葬られたことから「投込寺」と呼ばれるようになったという悲しい歴史があります。
浄閑寺の御朱印は、吉原遊女が描かれたかわいい御朱印です。是非手に入れましょう!
③明治の文豪樋口一葉ゆかりの地「一葉記念館」
5000円札の肖像にもなった明治の文豪樋口一葉(ひぐち いちよう、1872年5月2日(明治5年3月25日)- 1896年(明治29年)11月23日)。
三ノ輪周辺は、樋口一葉が十ヶ月ほど住んでいたゆかりの地。
わずか24年の生涯を閉じた一葉の一生を垣間見ることができる一葉記念館があります。
一葉記念館の近くには、かつて一葉が住んでいた旧居跡があります。一葉はここで荒物と駄菓子を売る雑貨店を開き生計を立てていました。この時の経験が、後に代表作となる小説『たけくらべ』の題材となっています。
一葉記念館に行く途中には、たけくらべに登場する千束稲荷神社があります。
たけくらべは、吉原の廓に住む14歳の少女美登利 (みどり) と僧侶の息子藤本信如 (ふじもとのぶゆき、しんにょ) との淡い恋を中心に、東京の子供たちの生活を吉原を背景に描き出した作品で、みどりは遊女に、しんにょは僧侶になる運命から叶わぬ恋となる切ないお話。
界隈を散歩した後に、たけくらべを読むと、より情景が浮かぶかも?
まとめ
三ノ輪の由来は、かつて東京湾に突き出た岬であったことから、水の鼻(みずのはな)といわれ、これがいつしか三ノ輪になった説が有力。
トイボックスで美味しいラーメンを食べた後、腹ごしらえに、明治の文豪樋口一葉の足跡をたどる散歩はいかがでしょう?
今回は、【2022年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!日比谷線三ノ輪駅を徹底攻略、をお送りしました。
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