山形市内でパワースポット巡りをしたい!でも公共交通機関が無く諦めがち。そんな時は歩いて行ってみよう!という事で、山形駅周辺で無理なく徒歩で行けるパワースポット6ヶ所をご紹介します。
ご紹介するパワースポットは次の6ヶ所
- ①鳥海月山両所宮(ちょうかいがっさんりょうしょぐう)
- ②山形縣護國神社(やまがたけんごこくじんじゃ)
- ③湯殿山神社(ゆどのさんじんじゃ)
- ④豊烈神社(ほうれつじんじゃ)
- ⑤諏訪神社(すわじんじゃ)
- ⑥六椹八幡宮(むつくぬぎ・はちまんぐう)
それぞれの位置関係はこんな感じです。

御由緒、ご利益、境内の様子を6回にわけて投稿します。今回は①鳥海月山両所宮をご紹介!


山形の二大パワースポットを独り占め!鳥海月山両所宮
山形県で最強のパワースポットである月山神社と、霊峰鳥海山の両方の神様が祀られているのが鳥海月山両所宮(ちょうかいがっさんりょうしょのみや)です。
鳥海月山両所宮の御由緒とご利益
「前九年の役」に際し、源頼義(みなもとのよりよし)が、安倍貞任(あべのさだとう)討伐をするとき、鳥海山・月山の両方の神に戦勝祈願をし、その恩返しとして西暦1063年に創建されたと伝えられています。




山形県にある強力なパワースポットの鳥海月山両所宮の魅力は、それぞれがパワースポットとして有名な鳥海山と月山の神が祀られていていて、双方のご利益を同時に受けることができることです。
厄除け、勝運、武芸上達、開運、家内安全にご利益があるとされています。
鳥海月山両所宮を散策
まず、ひときわ目につくのが、随神門(ずいしんもん 神域に邪悪なものが入り来るのを防ぐ御門の神をまつる門)

江戸時代(1782年)に10年かけて完成したものです。T字路の突き当たりに位置しているので、どうしても信号機が入ってしまうのがたまにきずですが、圧倒的なたたずまいです。
随神門をくぐって境内へ。

大鳥居の先には拝殿があります。両所宮という事で、鳥海宮と月山宮が並んで奉られています。

拝殿横には、両所宮の摂社(本社に付属し、その祭神と縁の深い神を祭った社)の城輪神社(きのわじんじゃ)があります。

また、境内には境内社(神社の境内に本社とは別にまつられている社)がたくさん!
愛宕神社
御祭神は火産霊神で防火、火伏せの神様。火を大切に!

若宮八幡神社
御祭神は、與田別尊、神功皇后で、戦いにゆかりのある神様。入学、就職等、夫婦、子授け、安産の神様です。

熊野神社
御祭神は熊野大神。熊野三神の御分霊で、どんな願い事も成就する霊験あらたかな神々です。
特に無病息災を本願としています。

拝殿の左手には御神水(ごしんすい)。御神水とは、神様の御神威を水を通じていただくものです。
鉱山師の通称、金売吉次が、この泉で銭を洗っていたことから、「金井水」と呼ばれています。


御神水を抜けると弁天池が広がります。

弁天池にも境内社、稲荷神社と厳島神社があります。
稲荷神社
御祭神は倉稲魂命(うかのみたま)で穀物の神様です。

厳島神社
御祭神は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)日本神話に登場する女神で、宗像三女神の一柱。水の神です。

鳥海月山両所宮の御朱印
御朱印は境内の社務所でいただけます。人の気配が無かったので、なかなか苦労しましたが、人影を見つけてやっとの事でゲット!
直接御朱印帳に書いていただけ、両所宮らしく鳥海山、月山両方の神を参拝した証が記されている、なんともありがたい御朱印です。

鳥海月山両所宮へのアクセス
山形駅から徒歩で行ける!と銘打っているので、本当に徒歩でいけるレベルなのか、と言うと、山形駅から徒歩37分。軽いお散歩にはちょうどいい時間です。

30分も歩くの無理!という方もご安心ください。ちょうど山形駅から両所宮前までバスが通っています。
山形駅前2番乗り場から、県立中央病院行きに乗って、両所宮前で降ります。時刻表はこちらを参照ください。約20分程度で1時間に一本。歩きとさほど大差が無いので、天気が良ければ歩いて行きましょう!


まとめ
山形県で最強のパワースポットである月山神社と、霊峰鳥海山の両方の神様が祀られている鳥海月山両所宮。山形の街並みを眺めながら、歩いて散策してみませんか?苦労して参拝する分、ご利益が増すかも。
今回は「【2023年最新】山形駅周辺をお散歩で巡るパワースポット6選!第1回鳥海月山両所宮」をお送りしました。
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