普段何気なく通ってる町名も、そのゆえんを知ると、驚きの事実が!という事があります。散歩で思わぬ発見をしてみませんか?


神明神社前バス停
山形市中心部から、芋煮会で有名な馬見ケ崎川を渡り奥の細道で有名な山寺へと続く山寺街道を行くと、「神明神社前(しんめいじんじゃまえ)」のバス停があります。ここの町名は鈴川(すずかわ)町といいます。この名前を覚えておいてください。


特に周りに神社らしき建物も見えず、本当に神社ってあるの?と思いながら通過する日々
神明神社への入り口
バス停の周りを見ると、山寺街道に面して鳥居がありました。「印鑰神明宮(いんやくしんめいぐう)」本参道と燈籠と銘打ち、史跡になっているとの事。知らなかった。。

ちなみに神明神社前の隣のバス停は、「印役寺前(いんやくてらまえ)」なので、この辺は由緒正しき場所だったと再認識!
印鑰明神宮と伊勢神宮の意外な関係
鳥居をくぐり、先にある公園を抜けると、印鑰明神宮に到着。

東御門と称される門になにやら石碑が。よく読んでみると。。

なんとここ、鈴川町は伊勢の五十鈴川(いすずかわ)にゆらいしているとのこと!

昭和48年に行われた、第60回式年遷宮のときに、この地に復元されたとのこと。なんともありがたい(-人-)
ちなみに式年遷宮とは、伊勢神宮で20年に一回作り替えられる儀式で、1300年の歴史がありながら、なんか建物が新しいなぁと思うのはそのせいです。
伊勢には何度か行ったことがあったので、地名にピンときました。確かに伊勢神宮の内宮最寄り駅は近鉄五十鈴川駅だったわ!と



印鑰明神宮境内の様子
伊勢神宮の雰囲気を思わせる作りで、神聖な気分にさせてくれます。


門から正面の道を行くと、なんとも立派な入口が!実家の近くにありながら全くその存在を知らなかった。。



まとめ
普段車や電車で通る場所も、ゆっくり散歩すると思わぬ発見で、リフレッシュ出来ること間違いなし!たまには近所を散歩してみませんか?
今回は【豆知識】意外な地名ゆえんに驚き。山形市鈴川町、その理由は?をお送りしました。
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