【2022年】東京メトロスタンプラリー完全制覇丸の内線編御茶ノ水駅

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東京メトロスタンプラリー

東京メトロスタンプラリー完全制覇の丸の内線線編。今回は、近代教育発祥の地御茶ノ水駅。駅の歴史とスタンプの場所、駅近くの名所をご紹介します!

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近代教育発祥の地、御茶ノ水駅の歴史

御茶ノ水駅の歴史は、甲武鉄道(今のJR中央線)までさかのぼり、1904年(明治37年)12月31日に、当時では珍しい複線電化路線の駅として開業したのが最初です。

開業当時の御茶ノ水駅

東京メトロとしては、1954年(昭和29年)1月20日、丸の内線の駅として開業し、現在に至ります。

御茶ノ水駅駅名標
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御茶ノ水駅スタンプの場所

スタンプは改札外、医科歯科大学方面改札付近にあります。

地図でいうと、このへんです。荻窪方面側にしか、スタンプは無いため、池袋方面のホームから行くと、線路をまたいで、反対側のホームに行く必要があるので注意が必要です。

御茶ノ水駅スタンプの場所
東京医科歯科大学方面改札
御茶ノ水駅スタンプ

スタンプの取得方法は、【2022年】目指せ完全制覇!東京メトロスタンプラリーの進め方をご覧ください。

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近代教育発祥の地、御茶ノ水を行く。

御茶ノ水は、知る人ぞ知る学生街。東京医科歯科大学、日本大学理工学部・歯学部、明治大学、順天堂大学などの大学や、専門学校、予備校、学習塾が多数存在しています。

周辺には大学が多数

それもそのはず、ここ御茶ノ水は近代教育発祥の地だったのです!

孔子の霊廟、日本で最初の学問所、「湯島聖堂」

時は江戸時代、1630年(寛永7年)に儒教者、林羅山(はやし らざん)が、徳川家康から与えられた上野の屋敷で、儒教を教える私塾を始めたのが始まりです。

林羅山

羅山はそこに、孔子廟(こうしびょう)と呼ばれる、中国、春秋時代の思想家、儒教の創始者である孔子を祀っている霊廟(霊をまつる建物)を設けました。

孔子

1690年(元禄3年)、5代将軍徳川綱吉が御茶ノ水の今の場所に孔子廟を移した後、1790年(寛政2年)江戸幕府直轄の教学機関・施設として、昌平坂学問所(しょうへいざかがくもんじょ)が設立。これが近代教育発祥の地として、現代に伝わっています。

近代学問発祥の地の案内板
湯島聖堂

ここで孔子の教え、「論語」から今も使えるありがたいお言葉を3つ。

①子路(しろ)、君(きみ)に事(つか)えんことを問う。子曰く、「欺くことなかれ。而(しか)してこれを犯せ。」

悪い報告ほど、嘘をつかず隠さずすぐ報告せよ!ということですね。まさに報・連・相の基本です。

②之れを知る者は之れを好む者に如(し)かず。 之れを好む者は之れを楽しむ者に如(し)かず。

ある物事を理解している人には知識があるが、好きな人には敵わない。 ある物事を好きな人は、楽しんでいる人には敵わない。

仕事は楽しくやろーぜ!とおっしゃっています。

③子曰く、学は及ばざるが如くせよ。猶(なお)之を失わんことを恐れよ。

先生が言われた。まだまだ自分は十分ではないという思いを持ち続けるのが学ぶということだ。のみならず、学んだことは失わないよう注意しなさい。

成長を実感する瞬間は嬉しいもの。しかし、そこで「自分はもう十分に学んだからできる」と調子にのるのではなく、「常に謙虚であれ」とおっしゃってます。そういえば、かのプロ野球唯一の400勝投手、金田正一氏も「謙虚になれ!」と言ってました。

孔子廟、湯島聖堂を散策

当時の建物は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災で消失してしましたが、1935年(昭和10年)に鉄筋コンクリート造りで再構築され、今に至ります。

湯島聖堂入口仰高門(ぎょうこうもん)

仰高門(ぎょうこうもん)を入って最初に目に入るのは、高さ4.57メートルの孔子銅像。孔子像としては世界最大の大きさです!

孔子銅像

孔子像を抜けると、聖堂内唯一の木造建築物、総黒漆塗の立派な門、入徳門(にゅうとくもん)をくぐります。

入徳門(にゅうとくもん)

階段を上がって、杏壇門(きようだいもん)を抜けると

杏壇門(きょうだいもん)

大成殿(たいせいでん)が目の前に広がります。

大成殿(たいせいでん)

大成殿は、200円の拝観料を払うと、中を見学できます。内部は漆黒の落ち着いた雰囲気。

大成殿内部
大成殿天井

湯島聖堂の御朱印

仰高門横の、斯文会館で300円で御朱印が頂けます。手書きで頂けるので、非常にありがたい。

出来上がるまで5分ほど待ちますが、中のソファーで座って待ちました。斯文会館の中は、静かで落ち着いた雰囲気で、ずっとここに居たくなるような感じ。

斯文会館(しぶんかいかん)
湯島聖堂の御朱印

関東大震災復興のシンボル「聖橋(ひじりばし)」

御茶ノ水駅そばには、アーチ型が美しい聖橋(ひじりばし)がかかっています。

1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災の震災復興橋梁の1つで、1957年(昭和2年)に完成しました。

当時の日本がモダン文化を取り入れ、イケイケで元気があった時代の雰囲気がよく表現されてます。

聖橋
聖橋欄干

今はJR御茶ノ水駅工事のため、だいぶ隠れてしまっていますが、完成当時と比較すると、周りの街並みは変わっても、聖橋だけは変わらぬ美しさ。工事が終わって、またその美しい姿を見たいものてす。

完成当時の聖橋
当時と同じ角度から現在の聖橋
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まとめ

御茶ノ水駅は、近代文学発祥の地。周りの雑踏からは切り離された空間の湯島聖堂を散策して、心身リフレッシュするのをオススメします!

今回は【2022】東京メトロスタンプラリー完全制覇丸の内線編御茶ノ水駅、をお送りしました。

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