東京メトロスタンプラリー完全制覇の有楽町線編。今回は有楽町線の終点、新木場(しんきば)駅。駅名の由来から、駅の歴史とスタンプの場所。名所をご紹介します。


新木場駅の歴史を紐解く
駅名「新木場」の由来
新木場の「木場」とは、貯木場のことで、かつて海路で江戸や東京に運ばれた材木は、深川にあった木場に貯木されていました。

埋め立てにより木場が陸地となったため、1969年、荒川の河口に近い沖合の埋立地に新たな貯木場が建設されたのがここ、新木場です。元々は「一四号埋立地」と呼ばれていました。
つまり、新しい木場だから新木場、というのがこの地名の由来です。
新木場駅開業の歴史
新木場駅は、有楽町線の他、JR京葉線、東京臨海高速鉄道りんかい線の3線が乗り入れています。
1988年(昭和63年)6月8日、営団地下鉄(現東京メトロ)有楽町線の終着駅として開業したのが始まりで、同年12月1日に、JR京葉線の終着駅(当時は新木場駅が終点)としても開業しています。
1996年(平成8年)3月30日、東京臨海高速鉄道臨海副都心線(後のりんかい線)の新木場駅が開業し現在に至ります。

新木場駅スタンプ攻略法
スタンプは改札内。駅事務室付近にあります。

駅構内図ではこの辺り。改札は一ヶ所で、駅事務室はホームから改札に向かって右手にあります。

まずは改札を目指します。

改札階に新木場駅の大きな駅名標があり、その隣が駅事務室となっています。そして事務室前にスタンプ発見!


スタンプの取得方法は、【2022年】目指せ完全制覇!東京メトロスタンプラリーの進め方をご覧ください。
新木場駅周辺名所巡り
新木場駅周辺は、公園と、貯木場とそれに隣接する木材業者群が広がる地域。その中でのオススメスポットをご紹介します。

①日本国第3の被曝を後世に伝える第五福竜丸展示館
その前に夢の島とは、元々どういう場所だったのかという事を、ちょっと紐解いてみます。


夢の島は元々飛行場予定地だった
1938年(昭和13年)「東京市飛行場」建設のために東京湾の埋め立てが開始されたのが夢の島の始まりです。
太平洋戦争の戦局悪化によって、飛行場構想は消滅、戦後まもなく、海水浴場として整備され、夢の島海水浴場として整備されたのが、夢の島の名前の起源です。
しかしこの海水浴場も台風被害などにより、3年で閉鎖してしまいます。
東京都のゴミ捨て場となった夢の島
私は夢の島といえばゴミ捨て場、というイメージが最も強いです。
1950年代の高度経済成長期に急増した東京都内のごみに対応するため、夢の島をゴミの最終処分場として、1957年(昭和32年)12月よりゴミの埋め立てが開始されました。
埋め立てが完了する1967年(昭和42年)までの間、夢の島の惨状をメディアが報道し続けた事から、夢の島=ゴミの山、のイメージが付いてしまいました。

ゴミのイメージから脱却、夢の島公園開園
ゴミの埋立地が終了した1967年から11年後の1978年。悪いイメージを払拭する為、埋立地を整備して作られたのがここ、夢の島公園です。
開園に先立ち、1974年に江東清掃工場が完成。公園入り口前には、ゴミ処分で発生した有害物質の計測データを示す掲示板があります。
周りを見ると、ここにゴミ処分場があるのが信じられないくらい、緑豊かな場所になっています。

夢の島についておさらいしたところで、園内にあるのがここ、第五福竜丸展示館。1976年に開館しました。

第五福竜丸とは何か、社会科の教科書に載っていたな、程度だったのですが、いわゆる日本国第3の被曝事件の被害者がこの第五福竜丸なのです。

米国・ソ連の冷戦時代1954年3月1日に、アメリカ合衆国がビキニ環礁で行った水素爆弾実験により、多量の放射性降下物(いわゆる死の灰)を浴び、乗組員の他、捕獲した魚類も同様に被曝したという事件。
1967年に老朽化のため埋め立てるために、夢の島に係留されていた船体を、事件の生き証人としてここに展示しています。入館料は無料なので、夢の島に来たら是非立ち寄って欲しい場所です。

被爆した魚介類は夢の島に埋め立てられ、マグロ塚として残っています。

②常に暖か癒しの空間、夢の島熱帯植物館
2箇所目は、こちらも夢の島公園内にある夢の島熱帯植物館です。1988年に開設された。熱帯植物を主に展示する植物園です。
気になる入場料は、大人250円、65歳以上120円、都外の中学生100円、そして、都内在住・在学の中学生と小学生以下無料!

大温室には1000種類を超える熱帯植物が栽培されていて、隣接する江東清掃工場でゴミを燃やした熱を使って、室内温度は常に一定に保たれています。真夏でも暑すぎず、冬はもちろんあったかい、癒し空間になっています。

食虫植物温室では、多様な食虫植物を観察できます。館内で1番テンションが上がる事間違いなし!

企画展示室には、世界最大の花、ラフレシアが展示していました。とにかくデカい!

③建築造形美を堪能、東京ゲートブリッジ
新木場駅の南側を道なりに歩く事約20分。東京港にかかる、東京ゲートブリッジの全景を見れる絶景ポイントがあります。
東京ゲートブリッジは、2012年(平成24年)2月12日に開通したトラス橋です。恐竜が向かい合っているような特異な形状をしている事から恐竜橋とも呼ばれています。
下の写真が、ここで紹介したポイントから撮影したもので、橋の全景をバッチリ捉えることができます!



まとめ
新木場町の由来は、新しい木場(貯木場)だから。天気のいい日は、駅に隣接する夢の島公園を散策。余力があれば、ちょっとした運動がてら、東京ゲートブリッジを見にお散歩と、散歩に事欠かない駅です。
今回は、【2023年】東京メトロスタンプラリー完全制覇!有楽町線新木場駅を徹底攻略、をお送りしました。
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